巡拝姿、遍路用品

巡拝姿(お遍路姿)

巡拝姿

お遍路さんの正式な服装は、白装束に手甲、脚絆、菅笠です。
ですが、基本的には自由です。
普段着ている服装でお参りする人もたくさんいます。

まずは霊場を訪ね、遍路道を歩き始めることが第一です。

心が霊場に順応していれば、次第に形を整えようという気になってくるものです。

遍路用品は、一度に揃えなくてもその都度必要なものを揃えていけばよいでしょう。
ただ、白衣だけでも最初に揃えた方がいいと思います。

白衣だけでも身につけていると「お遍路している」ということを実感します。

それと、金剛杖は遍路を導く弘法大師の化身といわれていますから、くるまでまわる人もぜひ持っておいてほしいものです。

遍路用品は順拝の目的に合わせて工夫されているので驚くほど合理的に作られています。
形からはいるひと(わたしがそうですが)は事前に全部揃えるといいでしょう。
わたしは、最初に「白衣」「金剛杖」「経本」「納経帳」「納札」を揃えました。

第1番・霊山寺には遍路用品が揃っている売店があります。
また、山門の前にある「門前一番街」でも遍路用品一式が販売されています。

また、霊山寺では初めてのお遍路さんに基本的な心得や作法も指導してくれます。
はじめて白衣を身につけると、はじめはなんだかはずかしく感じますが、すぐ板についてきます。


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遍路用品

金剛杖

金剛杖(こんごうづえ)

遍路の守り本尊であり弘法大師の分身といわれるほど大切な道具です。

「お大師さま」と思って大切に扱い、宿に着いたら、まず自分で杖の先を洗い清めます。

杖の上部には、五輪塔を模し刻みが入れてあり、地・水・火・風・空を表す梵字が記されています。

特に歩いてまわる時は、軽く後ろに突くだけで前進の力が加わるので、足の筋肉に負担がかからず疲れにくいものです。
山の中腹にあるお寺を詣るときは重宝します。
また、蛇・虫の駆除、野犬払いなどの防護用品としての役目を果たします。

自分のものとすぐわかるよう目印を付けておくと、お詣りの時「杖立て」に立てても紛れません。
杖を使いこなせば、88ヶ所すべての巡拝が終わると10センチ近く摩耗するそうです。

また、橋の上では杖をつかないことになっています。
これは、弘法大師がある時、巡拝中に宿を断られ橋の下でよく野宿をしたそうです。
ですから橋の下で休まれているお大師さまを起こさないようにと考え、橋の上では杖をつかないことになっています。

白衣・白装束

白衣・白装束

白装束に身を固めるということは、個人を包み込み老若男女を消して一人の遍路になるということです。

背中に「南無大師遍路金剛」の文字が入ったものと無地のものがあります。また、袖無しのベスト型もあります。
汚れたら洗濯して、いつも清潔にしておきましょう。

白衣に御朱印を受ける方は、道中衣(自分が着るもの)と判衣(御朱印を受ける白衣)の二着を用意します。

また、判衣は、納経帳とともに納経所に差し出します。
予め受印の部分が出るように折りたたんでおくとよいでしょう。

菅笠(すげがさ)

菅笠

日除け、雨具に最適の道具です。
歩いてまわる人には、必需品でしょう。

市販の菅笠はあご紐が一本しか付いてないのであごにしっかり掛かるように紐を付け替えるのも良いでしょう。

遍路の菅笠には、「迷故三界城 悟故十方空 本来無東西 何処有南北」(迷うがゆえに三界の城あり、悟るがゆえに十方は空なり、本来東西なし、いずくにか南北あらん)と、笠の天辺から四方へ修行者の心構えを記されています。
さらに、弘法大師と常に一緒という意味の「同行二人」の文字も入っています。

頭陀袋(ずたぶくろ)

頭陀袋

頭陀とは煩悩や欲望を払い、仏道を求める修行のことです。
修行僧が首からかけるのが頭陀袋です。

遍路用は白地に「同行二人」と書いてあります。
この中に納経帳、納札、経本や線香・ロウソクなどを入れておくとよいでしょう。
防水タイプがおすすめです。

納経帳、納経掛け軸
各札所で参拝後、納経所で墨書き・ご朱印をいただきます。

納経帳の中は和紙でできています。
すぐ閉じると墨が写りますので乾いてから閉じるようにしましょう。

新聞紙を納経帳の大きさに切り、挟んでおくといいですよ。
墨がにじみにくい少し高めの納経帳を選ぶとよいでしょう。

納経料は300円です。納経所で支払います。

白衣(判衣)、納経掛け軸にも、墨書き・ご朱印をいただくこともできます。
この場合、掛け軸は500円、白衣は200円の納経料を支払います。

掛け軸は、表装しあげると立派なものになります。
子孫末代まで一家の宝物になるでしょう。

納札(おさめふだ)
納札は、各霊場の本堂・大師堂に納め、ご本尊とお大師さまに、参拝の報告をするものです。

納札には、住所、氏名、日付などを記入し、各霊場の本堂、大師堂の納経箱に収めます。
百枚の束になっています。
あらかじめ、住所、氏名を記入しておき、参拝した時に日付を記入すればよいでしょう。

納札は、巡拝の回数によって色が変わります。
白 1~4回
緑 5回以上
赤 7回以上
銀 25回以上
金 50回以上
錦 100回以上となっています。

経本
この経本は四国霊場用(般若心経、十三仏真言)となっています。

最初はこれを見ながら読経するとよいでしょう。
また、団体さんと一緒になったら先達さん(巡拝の案内役)が読経をリードするので、列の後ろの方でいっしょに練習するのもいいのではないでしょうか。
そのうち、自然に覚えるようになるのかもしれません。

納経帳、経本、納札

輪袈裟は霊場礼拝の正装具であり、遍路修行の身支度です。
参拝の時つけます。
ただし、トイレや食事の時は外すのが礼儀です。

数珠は、手持ちのものでも構いませんが、四国の札所に合わせるのなら、真言宗用の二重の数珠を用意するのがよいでしょう。

合掌の際は軽く三度摺ります。

線香・ロウソクは本堂と大師堂に供えます。
必要な時購入すればよいでしょう。

その他、手甲脚絆持鈴なども必要ならというところです。

お賽銭は、気持ちです。
別に、お賽銭用小銭入れを持っていると便利です。

遍路用地図
四国お遍路用として、お寺への道案内として何冊かあります。
一冊持っておいた方が何かと便利です。

お寺へ行く道は、案内板が整備されていますが、狭いところを曲がったり、ほんとにここでいいの?というような所を通ったり、道を尋ねようとしてもまわりに人がいなかったりと、迷う場合もあります。
また、それも初めての所への旅の醍醐味?だったりして。

遍路用品は状況に応じて、揃えるのが一番よいと思います。

わたしは、くるまで廻りましたので、ズボンは普段履いている動きやすいもの、靴はスニーカーでまわりました。

駐車場で「白衣」を着用し、お詣りしました。
日差しの強い時は野球帽をかぶっています。


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遍路用品参考

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