四国遍路のマナー

宿や道中でのマナー

1.宿に着いたらまず、金剛杖を洗いましょう。

宿に入る時にはまず、お大師さまの足にあたるといわれている金剛杖の先を洗います。

2.橋の上では杖をつかないようにしましょう。

弘法大師は寝るところがなく、よく橋の下で寝ていました。
休まれているお大師さまのことを考えれば、当然橋の上で杖はつけないはずです。

3.他のお遍路さんに会った時は挨拶しましょう。

同じお遍路さんに会った時は、御宝号(南無大師遍照金剛)を唱え、合掌し、挨拶をかわします。
とありますが、「こんにちは」と、声を交わしましょう。

「同行二人」
白衣や菅笠、頭陀袋に書かれている「同行二人」の文字は、たとえ一人であっても、常に弘法大師と共に歩いているという意味です。
遍路は、お大師さま(弘法大師)に導かれて歩く旅ともいえます。

「お接待」
遍路道に暮らす人々は巡礼の人を「お遍路さん」 と親しみをこめて呼びます。
飲み物や食べ物、時にはお金を差し出したり、一夜の宿を提供したりします。
これを「お接待」といい、お大師さまと歩いているお遍路さんをもてなす「信仰の形」とも、自分の分までお参りをしてきてほしいと託す「巡拝の委託」とも考えられています。
お接待は素直に受け、お礼として自分の納札を渡し、「ありがとうございます」と、お礼をのべましょう。

お遍路さんを千年以上も前から迎え入れてきた四国の人々は自然と身に付いています。
いろいろな人に出会い、支えられ、感謝しながら歩くのも遍路の魅力といえます。

お遍路さんは、修行者としての自覚も必要です。

お大師さまと二人連れ「同行二人」の心を忘れず、旅のマナーや節度、規則を守って、わがままを慎しみましょう。

では、さぁ、出掛けましょう。

四国遍路/実践編
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