第15番 国分寺(こくぶんじ)

第15番・国分寺の概要

国分寺・本堂

聖武天皇(在位724~749年)が、天平13年(741年)国土安全・五穀豊饒を祈願するため諸国に金光明四天王護国之寺(国分寺)建立の詔を出しました。
この寺はその国分寺のひとつです。



創建当寺は、鎮護国家の祈願所として、金堂を中心に七重の塔などがあり、寺域は二町四方というから、規模は相当大きく、実に壮観だったと伝えられています。
しかし、ここも他国の国分寺同様、時代とともに衰退していきました。

江戸初期には、わずかに雨露をしのげる草堂に本尊が祀られていたと資料に残っています。
その後、寛保元年(1741年)、藩の命令により再興され、以来、宗派も現在の曹洞宗になりました。

国分寺・山門

本尊の薬師如来は行基の作です。

境内には、烏枢沙摩(うすさま)明王を祀った堂があります。
この明王は、弘法大師が唐から招来したもので、トイレの神様だそうです。
お札をトイレの入口に貼ると下半身の病や婦人病に霊験あらただとか。
不浄金剛」とも呼ばれています。

本堂横の庭園は、桃山時代の枯山水で見ごたえがあります。
境内全体が阿波国分寺跡として県史跡に指定されています。

狭い道をくねくね曲がりながらたどり着きました。

国分寺・境内

第15番 薬王山 国分寺(やくおうざん・こくぶんじ)

徳島県徳島市国府町矢野718-1
JR徳島線府中駅から約2km
徳島自動車道・藍住ICから県道1号を徳島市内へ。さらに国道192号を石井町方面へ。約25分。
御詠歌 薄く濃くわけわけ色を染めぬれば 流転生死の秋のもみじは
本尊/薬師如来 宗派/曹洞宗 開基/聖武天皇勅願 宿坊/なし
次の第16番札所・観音寺まで約2.2km

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