第8番 熊谷寺(くまたにじ)

第8番・熊谷寺の概要

熊谷寺・参道

弘仁2年(811年)、弘法大師がこの地で修行をしていたとき、熊野権現が出現し、黄金の観音菩薩像を授けられたといいます。
そこで、大師は霊木に等身大の千手観世音菩薩を刻み、その胎内に仏舎利120粒とこの観音像を納めて本尊としたのが熊谷寺の始まりです。

しかし、昭和2年(1927年)に火災に遭い残念ながら本尊は本堂とともに焼失しました。
現在の本堂は昭和46年(1971年)に再建されました。

熊谷寺・境内

寺宝の弘法大師像は室町期の永享3年(1431年)の造像銘をもち、県内では、焼山寺の像についで2番目に古い像です。

中腹に建つ2層の豪壮な仁王門は高さ13m余りあり、四国霊場で最高の高さです。
この仁王門は、貞享4年(1687年)、中興開山の長意上人が建てたもので、徳島県の指定文化財になっています。
徳島自動車道からもよく見えます。

熊谷寺の多宝塔は、安永3年(1774年)の建立で、四国地方で最古の歴史を誇っています。

熊谷寺の木蓮

第8番 普明山 熊谷寺(ふみょうざん・くまたにじ)

徳島県板野郡土成町土成字前田185
JR徳島線鴨島駅から約8km
徳島自動車道・土成ICから県道139号を市場町方面へ。約5分
御詠歌 たきぎとり水熊谷の寺にきて 難行するも後の世のため
本尊/千手観世音菩薩 宗派/高野山真言宗 開基/弘法大師 宿坊/なし
次の第9番札所・法輪寺まで約2.7km

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