第1番 霊山寺(りょうぜんじ)

第1番・霊山寺の概要

霊山寺駐車場

四国遍路の第一歩を踏み出す「発願の寺」です。
天平年間(729~749年)、聖武天皇 (在位724~749年)の勅願寺として行基が開基しました。
のちの弘仁6年(815年)、四国を巡っていた弘法大師がこの地に留まり、21日間の修法を行って釈迦如来を感得し、その姿を刻んで本尊としました。





釈迦が説法した場所である天竺(インド)の霊鷲山(りょうじゅざん)を日本(和国)に移すという意味から、 寺名を竺和山霊山寺と命名し、五転の法則に従い四国霊場第一番の札所と定めたと伝えられています。

室町時代には三好氏の保護もあって七堂伽藍を備えた大寺院でした。

天正10年(1582年)に長宗我部元親のために兵火に遭って諸堂は炎上しました。
万治年間(1658~1661年)に再建されましたが、明治24年(1981年)に本堂・多宝塔を残して再び焼失してしまいました。
現存の大師堂、庫裏、山門はその後再建されたものです。

霊山寺山門

山門を入ると五智如来を祀った多宝塔、大師堂が建ち、石段を登ると本堂があります。
本堂に向かう途中の左手には、等身大の十三仏の石像が祀られています。

十三仏とは、初七日から三十三回忌の死者へ追善供養それぞれに割り当てられた仏で、不動・釈迦・文殊・普賢・地蔵・弥勒・薬師・観音・勢至・阿弥陀・阿門・大日・虚空蔵のことです。

わたしが行ったときは、第一番札所だけあって、たくさんの人でいっぱいでした。
やはり、第一番から始める人が多いようです。(わたしは、第45番・岩屋寺から始めましたが。)
やはり、第1番のここから、気分も新たに出発するのがいいですね。

寺の売店や山門の前にある「門前一番街」では、遍路用具一式を揃えることができます。
また、寺では遍路についての作法や遍路の心得などを教えてくれます。

心の癒し遍路旅」という石碑がありました。

霊山寺境内

第1番 竺和山 霊山寺(じくわざん りょうぜんじ)

徳島県鳴門市大麻町板東字塚鼻126
JR高徳線「板東」駅から約1km
高松自動車道・鳴門ICから国道11号、県道12号線を板野方面に約15分
御詠歌 霊山の釈迦の御前に巡りきて よろずの罪も消え失せにけり
本尊/釈迦如来 宗派/高野山真言宗 開基/行基 宿坊/あり(休止中)
次の第2番札所・極楽寺まで約1.1km

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