第39番 延光寺(えんこうじ)

第39番・延光寺の概要

延光寺・山門

延光寺は土佐最後の札所です。
神亀元年(724年)、聖武天皇(在位724~749年)の勅願により、行基が本尊・薬師如来を刻み、堂宇を建立し開基しました。



後の延暦11年(792年)弘法大師が巡錫し、日光菩薩、月光菩薩を刻み本尊の脇仏として安置して、堂宇を整備し、第39番札所に定めました。

現在の山号・赤亀山は境内の池に棲んでいた赤亀が竜宮から梵鐘を背負って持ち帰ったという伝説に由来します。

赤亀の像

この梵鐘には、延喜11年(911年)の刻銘があり、高知県内在銘最古のものとされ、国の重要文化財に指定されています。

延光寺は、広い境内に本堂と大師堂だけが建っている簡素なお寺です。

境内には弘法大師が掘ったと伝わる「眼洗い井戸」があります。
弘法大師がこの地を訪れたとき、付近の住民が水に困っているのを知り、錫杖で地面を突くと霊水が湧き出たといいます。
のちに眼の病に霊験があるといわれ、信者は井戸の水で目を洗って治癒を祈願します。

延光寺・境内

名鍾を
 見にへんろうと
  連れて立てり  (歌碑)

おぼろ夜の
 赤亀にのる
  鐘ひとつ  (歌碑)

第39番 赤亀山 延光寺(しゃっきざん・えんこうじ)

高知県宿毛市平田町中山390
土佐くろしお鉄道平田駅から約2.5km
高知自動車道・須崎東ICから国道56号を四万十市方面へ。さらに宿毛市方面へ。約3時間20分。
御詠歌 南無薬師諸病悉除の願こめて 詣る我が身を助けましませ
本尊/薬師如来 宗派/真言宗智山派 開基/行基 宿坊/あり(要予約)
次の第40番札所・観自在寺まで約29km

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