第29番 国分寺(こくぶんじ)
土佐の国分寺は天平年間(729~749年)から続く名刹です。
聖武天皇(在位724~749年)が天平13年(741年)の国分寺創建の詔により諸国に建立した国分寺のひとつです。
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創建当時は総国分寺であった東大寺のような形式の伽藍配置をもつ寺でした。
全国の国分寺は仏教の中心として栄え、この土佐でも随一の法燈を誇っていました。
その後、弘法大師が42歳の時、当山にとどまり星供の秘法を修し、四国霊場・第29番札所に定めました。
その後も、戦国時代には長宗我部氏の、江戸期には藩主山内家の保護を受け発展しました。
ここ国分寺は静かなお寺で、山門を入ると柿(こけら)葺き、寄せ棟造りの古く重みのある本堂があります
永禄元年(1558年)に長宗我部元親が金堂として建立したもので、国の重要文化財に指定されています。
また、大小二躰の薬師如来像、大像は、平安後期の檜の一木造りで、小像は、鎌倉時代の寄せ木造りで、これも梵鐘とともに国指定の重要文化財になっています。
本堂には、行基作という千手観世音菩薩が祀っています。
「土佐日記」には土佐から都に帰る土佐の国司であった紀貫之を当時の住職が見送ったと記されています。
境内に酒断地蔵尊というのがありました。
第29番 摩尼山 国分寺(まにざん・こくぶんじ)
高知県南国市国分546
JR土讃線御免駅から約3km
高知自動車道・南国ICから国道32号を南下。さらに県道45号を南に進む。約10分。
御詠歌 國を分け宝を積みて建つ寺の 末の世までの利益のこせり
本尊/千手観世音菩薩 宗派/真言宗智山派 開基/行基 宿坊/なし
次の第30番札所・善楽寺まで約10.7km
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