第56番 泰山寺(たいさんじ)

第56番・泰山寺の概要

泰山寺・入口

泰山寺がある一帯は、毎年梅雨の時期になると、蒼社川が氾濫し、田畑や家屋、さらには多くの人命を奪っていました。
それゆえ、村人たちは、蒼社川のことを「人取川」とも呼んで恐れていました。



弘仁6年(815年)、弘法大師がこの地を訪れた時も蒼社川は氾濫していました。
弘法大師は、その氾濫ぶりを見て、村人たちを指導して、土手を築き、河原に堰を築き、そして「土砂加持」の秘法を行ったところ、満願の日に延命地蔵を感得したといいます。

大師はその尊像を刻み、金輪山一帯に伽藍を建立しました。
その時手植えした松が、「不老松」で、近年枯れるまでは大師堂の前にありました。

泰山寺・本堂

天長元年(824年)、淳和天皇(在位823~833年)の勅願所となって、延命地蔵を祀る泰山寺を本坊とし、阿弥陀寺、観音寺、泉ノ坊など10坊を擁する大寺になりました。

その後、兵火で何度か焼失し、寺の規模は縮小し、場所も金輪山の上から麓へ移されました。
泰山寺は田園風景の中にあり、石垣の美しさがひときは目をひく高台にあります。
白壁塀の外には、七体の仏像が置かれています。

不老松

念ずれば
  花ひらく
      (坂村眞民・石碑)

第56番 金輪山 泰山寺(きんりんざん・たいさんじ)

愛媛県今治市小泉1-9-18
JR予讃線今治駅から約2.5km
西瀬戸自動車道(しまなみ海道)・今治ICから国道196号を西条市(旧東予市)方面へ。約5分。
御詠歌 みな人のまいりてやがて泰山寺 来世の引導頼みおきつつ
本尊/地蔵菩薩 宗派/真言宗醍醐派 開基/弘法大師 宿坊/あり(要予約)
次の第57番札所・栄福寺まで約3km

伊予の国・愛媛の霊場
第40番・観自在寺 第41番・龍光寺 第42番・佛木寺 第43番・明石寺
第44番・大宝寺 第45番・岩屋寺 第46番・浄瑠璃寺 第47番・八坂寺
第48番・西林寺 第49番・浄土寺 第50番・繁多寺 第51番・石手寺
第52番・太山寺 第53番・円明寺 第54番・延命寺 第55番・南光坊
第56番・泰山寺 第57番・栄福寺 第58番・仙遊寺 第59番・国分寺
第60番・横峰寺 第61番・香園寺 第62番・宝寿寺 第63番・吉祥寺
第64番・前神寺 第65番・三角寺    

>>四国の霊場・八十八カ所

 
サブコンテンツ

Sponsored Link

このページの先頭へ


track feed 四国遍路へのいざない