第40番 観自在寺(かんじざいじ)

第40番・観自在寺の概要

観自在寺・山門

観自在寺は伊予の国・最初の札所です。
大同2年(807年)、桓武天皇(在位781~806年)の死後、その皇太子であった平城天皇(在位806~809年)の勅願により弘法大師が開基しました。



大師は一本の霊木に本尊薬師如来と脇仏の阿弥陀如来、十一面観世音菩薩の三体を刻んで安置しました。
残った霊木にも南無阿弥陀仏の名号を刻みました。
これは寺宝になっています。

その後、平城天皇はこの寺に行幸したおり、「平城山」の勅額を奉じました。
これが山号の由来となっています。

後に、平城天皇は薬子(くすこ)の乱で捕らえられ、この寺で落髪し、大師から灌頂を受けたといいます。
その髪を納めたといわれる五輪塔は現在も残っています。

十二支守本尊八体仏

観自在寺は第1番霊山寺から一番遠いお寺で、「四国霊場の裏関所」と呼ばれています。

観自在寺は、何度かの火災に見舞われましたが、奇跡的に宝判と本尊は焼けなかったそうです。
そのため宝判を押したサラシを体の悪いところにあてると、病気平癒の霊験があるといわれています。

境内に栄かえるの石像があります。
そばの石碑に次のように書いてありました

親子孫と三かえる
お金かえる
福がかえる
病気が引き(ひき)かえる

境内にある栄かえるの石像

第40番 平城山 観自在寺(へいじょうざん・かんじざいじ)

愛媛県南宇和郡御荘町(現、愛南町)平城2253-1
JR予讃線宇和島駅から約30km
松山自動車道・西予宇和ICから国道56号を宇和島市、宿毛市方面へ。約2時間。
御詠歌 心願や自在の春に花咲て 浮世のがれて住むやけだもの
本尊/薬師如来 宗派/真言宗大覚寺派 開基/弘法大師 宿坊/あり(要予約)
次の第41番札所・龍光寺まで約54.6km

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