第63番 吉祥寺(きちじょうじ)

第63番・吉祥寺の概要

吉祥寺・山門

吉祥寺は、平安初期に弘法大師が開基したと伝えられています。
弘法大師がこの付近を通りかかったとき、不思議な光を放っている檜を見つけ、一刀三礼して本尊の毘沙聞天と脇仏の吉祥天、善尼師童子を刻んで安置したと伝えられています。


吉祥寺は当初、現在地より南方の板元山にありましたが、天正年間(1573~1592年)に兵火で全山が焼失しました。
万治2年(1659年)に現在の場所に移って再興されました。

吉祥寺・本堂

門柱に「四国唯一毘沙門天鎮座」とあるように、毘沙聞天を本尊にしているのは四国霊場では唯一ここ吉祥寺だけです。

吉祥寺は、「米持ち大権現」とも呼ばれ、特に農家の信仰が篤いそうです。

成就石
目ヲ閉ジテ金剛杖ガ穴ニ通レバ願ヒガ叶フ
と書いてあります。
本堂前から目をつぶって願い事を唱えながら近づき、「成就石」の穴に、金剛杖をさし通すことができたら、願い事がかなうといわれています。

くぐり吉祥天由来
吉祥天は、毘沙門天の妃として、大富貴や財宝を与える仏様として古くより信仰されています。
この像の下をくぐることによって吉祥天さんのおかげをお受け下さいとあります。

成就石、お迎え大師像、くぐり吉祥天

吉祥寺にはスペイン渡来という寺宝「マリア観音」が祀られています。
吉祥寺は国道11号線沿いにあるこじんまりしたお寺です。

第63番 密教山 吉祥寺(みっきょうざん・きちじょうじ)

愛媛県西条市氷見乙1048
JR予讃線伊予氷見駅から約300m
今治小松自動車道・いよ小松ICから国道11号を西条市方面へ。約15分。
御詠歌 身の中の悪しき悲報を打ち捨てて みな吉祥を望み祈れよ
本尊/毘沙聞天 宗派/真言宗東寺派 開基/弘法大師 宿坊/なし
次の第64番札所・前神寺まで約3.2km

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