第41番 龍光寺(りゅうこうじ)

第41番・龍光寺の概要

龍光寺・本堂

龍光寺は、南予地方の米どころ・三間平野を見下ろす山の中腹にあります。
弘法大師がこの地を訪れたとき、稲束を担いだ白髪の老人に出会いました。



老人は大師に「我、この地に住み、仏法を守護し、諸民に利益せん」と告げ、姿を消しました。
この老人は大師の前にたびたび姿を現している稲荷明神だったと伝わっています。

大師はその尊像を刻み稲荷明神として安置し、四国霊場総鎮守の寺としました。

龍光寺は稲荷大明神が本尊であったが明治時代の廃仏毀釈で本堂は稲荷神社の社殿になりました。

龍光寺境内

そして、新たに本堂が建てられ、本地仏の十一面観世菩薩が本尊になりました。
稲荷大明神も脇侍の不動明王とともに本堂に祀られています。

龍光寺は、土地の人々から「三間(みま)のお稲荷さん」と呼ばれ親しまれています。

稲荷神社は、龍光寺の境内からさらに石段を登ったところにあります。

龍の目伝説
龍光寺には、土地の庄屋が川原でうたた寝をしていたところ、龍に襲われましたが、腰の刀が自然に抜けて龍の目をくりぬいたという伝説にちなむ「龍の目」が奉納されています。

龍光寺・七福神

第41番 稲荷山 龍光寺(いなりざん・りゅうこうじ)

愛媛県北宇和郡三間町(現、宇和島市三間町)戸雁173
JR予讃線宇和島駅から約9km
松山自動車道・西予宇和ICから県道31号を三間町方面方面へ。約35分。
御詠歌 この神は三国流布の密教を 守り給わむ誓いとぞきく
本尊/十一面観世音菩薩 宗派/真言宗御室派 開基/弘法大師 宿坊/なし
次の第42番札所・佛木寺まで約3.4km

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