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第67番 大興寺(だいこうじ)

大興寺・山門

大興寺は、弘仁13年(822年)、嵯峨天皇(在位809~823年)の勅願により、弘法大師が本尊薬師如来を刻んで安置し、堂宇も建立し四国霊場としました。
その後、戦国時代の兵火によりほとんどを焼失しました。



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現在の本堂は慶長年間(1596~1615年)の頃、再建され現在に至っています。

弘法大師は真言宗ですが、この大興寺は昔、真言宗と天台宗の修行道場として栄えました。
当時は、真言宗が24坊、天台宗が12坊を所有していたといいます。
そういうことから、本堂の左右にそれぞれの宗の大師堂があるという、とてもめずらしいお寺です。

大興寺・本堂

大興寺は、田園地帯のなかにあり、地元では、「小松尾寺」、「小松尾さん」の通称で親しまれています。

仁王門の金剛力士像は四国最大といわれ鎌倉時代の運慶作といわれています。
その迫力は四国霊場随一で、香川県の文化財に指定されています。

寺宝は、「大興寺」と記された木の額で、文永4年(1267年)の刻印が押されています。

本堂に向かう途中に、弘法大師が植えたと伝えられている榧(かや)と楠の老樹があります。

小松尾寺のカヤ
胸高幹周 4.1m
樹高 20m
樹齢 1200年余り
形状 自然形
イチイ科の常緑針葉樹
弘法大師四国修行の砌カヤの種子植えられたと伝えられている

と、そばの看板に書いてありました。

大興寺・石仏

第67番 小松尾山 大興寺(こまつおざん・だいこうじ)
香川県三豊郡山本町辻小松尾4209
JR予讃線豊浜駅から約8km
高松自動車道・大野原ICから国道11号、県道240号、国道377号を山本町方面へ。約30分。
御詠歌 植えおきし小松尾寺を眺むれば 法の教えの風ぞ吹きぬる
本尊/薬師如来 宗派/真言宗善通寺派 開基/弘法大師 宿坊/なし
次の第68番札所・神恵院まで約10.3km

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