第76番 金倉寺(こんぞうじ)

第76番・金倉寺の概要

金倉寺・弁財天石仏

金倉寺は、弘法大師の血縁(弘法大師の姪の子)にあたる智証大師円珍(814~891年)の生誕の地です。
智証大師は天台宗寺門派の開祖でもあります。




智証大師は、唐(中国)に渡り天台密教を学び、ここ金倉寺にきてからは弘法大師と同様に唐の青龍寺を模して伽藍を造営しました。
そして、薬師如来を刻んで本尊にしました。
当時の寺号は祖父の和気道善からとった「道善寺」と呼んでいました。

智証大師は、後に延暦寺第五代天台座主になっています。

後の延長6年(928年)に醍醐天皇(在位897~930年)の勅願により寺号と山号を現在の名である鶏足山金倉寺に改めました。

金倉寺・本堂

全盛期には、僧坊132を数えたといいます。
金倉寺は兵火に遭いましたが、江戸時代に再建されています。

明治の偉勲、乃木希典将軍が善通寺第十一師団長を務めていたとき、この金倉寺の客殿を宿泊所にしていました。
そこに妻の静子夫人が面会にきましたが、乃木将軍は会うことを拒否します。
夫人は、しばらくの間、境内にある松の木の下に佇んでいたといいます。
この木が「乃木将軍妻返し松」と呼ばれています。

金倉寺・乃木将軍妻返し松

お遍路の
  鈴の法楽
    誕生寺
       (歌碑)

第76番 鶏足山 金倉寺(けいそくざん こんぞうじ)

香川県善通寺金蔵寺町1160
JR予讃線金蔵寺駅から約500m
高松自動車道・善通寺ICから国道11号を観音寺市方面へ。約10分。
御詠歌 まことにも神仏僧をひらくれば 真言加持の不思議なりけり
本尊/薬師如来 宗派/天台宗寺門派 開基/和気道善 宿坊/なし
次の第77番札所・道隆寺まで約4.5km

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