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第88番 大窪寺(おおくぼじ)

大窪寺・仁王門

矢筈山(標高800m)の東腹にある大窪寺は四国霊場最後、結願の寺です。
大窪寺は、養老元年(717年)に行基が開基したと伝わっています。




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後に唐(中国)から帰国した弘法大師が奥の院の岩窟で求聞持法を修し、大きい窪みに堂宇を建立して、薬師如来を刻み、本尊としました。
それで寺名を大窪寺としたと伝わっています。

さらに大師は唐の恵果阿闍梨から授かったインド、中国、日本の三国伝来の錫杖を納め、四国霊場結願の札所としました。

大窪寺は古くから女性の入山を許したので「女人高野」といわれています。

広大な境内には百余の堂宇を配し、興隆をきわめましたが、度重なる兵火により衰退しました。

大窪寺・お詣り

寛永から元禄年間(1688~1704年)にかけて、藩主・松平氏により再興されたが、明治13年(1900年)に再び焼失し、現在の堂宇は、その後再建されました。

大窪寺の本尊・薬師如来は、薬瓶の代わりに法螺貝を持った珍しい薬師如来です。
この法螺ですべての厄難諸病を吹き払うといい、二重多宝塔である奥殿に納められています。

ここで結願のお遍路さんは、大師堂に参拝し、三国伝来の錫杖をいただき、苦楽を共にしてきた菅笠、金剛杖を奉納します。
これらの奉納品は、毎年、旧暦7月20日に催される柴灯護摩供で焚きあげられます。
まだ霊場巡りを続ける人や、冥土の旅路にという人は持ち帰りましょう。

大師堂には八十八カ所すべての本尊があり、八十八カ所のお砂踏みもできます。

納経所では、有料(2000円)で、「結願証」を発行しています。
わたしは、ここで結願(けちがん)です。合掌

大窪寺・結願証

今迄は
 大師とたのみし 金剛杖
  つきて収める 大窪寺
            (歌碑)

あなうれし
 ゆくもかへるも とどまるも
  われは大師と 二人づれなり
            (歌碑)

第88番 医王山 大窪寺(いおうざん おおくぼじ)
香川県大川郡(現、さぬき市)長尾町多和兼割96
琴平電鉄長尾線長尾駅から約17km
高松自動車道・さぬき三木ICから県道38号、県道10号、県道3号を経由国道377号を。約40分。
御詠歌 南無薬師諸病なかれと願いつつ 詣れる人は大窪の寺
本尊/薬師如来 宗派/真言宗 開基/行基 宿坊/なし
四国霊場・第1番霊山寺より約1,440km 結願の寺です

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(追記)
四国八十八カ所を無事巡り終えたら、最後に高野山(和歌山県伊都郡高野町)の奥の院へお参りします。
なぜなら、高野山こそ弘法大師(空海)の入定の地であり、今も弘法さんがその地に生きていると信じられているからです。
お陰様で八十八カ所を無事巡ることができましたと、弘法さんにお伝えしましょう。

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