大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)

ちょっと寄り道・徳島県

大麻比古神社・入り口

大麻比古神社は、第1番・霊山寺の山門の左側の道を奥へ進みます。(約車で5分)
阿波国開拓の祖神・大麻比古大神と猿田彦大神が祀られている、歴史と風格ある大きな神社です。


大麻比古神社

大麻比古大神とは、大昔、阿波の国を開拓した阿波の忌部(いんべ)氏の大祖先の神様です。
神武天皇の御代に忌部氏の子孫が阿波の国に入り、国土を開拓して麻や楮の種をまいて、麻布や木綿をつくり郷土の産業の基を開き、人々の福利を進めました。

大麻比古神社

その氏族は、今の吉野川市を拠点として開拓をすすめ、国土開発の事業がようやく軌道に乗った後、御先祖の神様・天日鷲命(あめのひわしのみこと)を祀りました。
この天日鷲命の大祖先が天太玉命(あめのふとたまのみこと)で郷土の守り神としてこの地に祀ったのが大麻比古神社の始まりと伝えられています。

大麻比古神社・神木

猿田彦大神は、天孫降臨の時、その道案内役をつとめた神様です。
昔、大麻比古神社の裏に聳えている大麻山の峯に鎮まっていましたが、いつの時代か不明ですが大麻比古神社に合わせ祀られたと伝えられています。

猿田彦の神様は、まつりの時、天狗の姿で神輿(みこし)の先頭に立って先導する神様で、人々や土地のまわりに立ち塞がり、災難や禍をもたらすものを祓い退けてくれる神様です。

大麻比古神社は、地元では、「おおあささん」「おおあさはん」と呼ばれ親しまれ、方除け、厄除け、交通安全の神として霊験があり、多くの人々から信仰されてます。
初詣の参拝客の多さは徳島県内でも随一の所です。

ご神木の楠は、樹齢約1000年、目通り8.3m、樹高は22mもあります。
平成7年(1995年)鳴門市の天然記念物に指定されました。

メガネ橋
大麻比古神社境内にあるミニチュア石橋です。
約75年前、当時近くにあったドイツ兵俘虜収容所の兵士たちが造った橋として残されています。

メガネ橋

ドイツ橋
大麻比古神社の丸山公園にあり、日独両国民の友情の架け橋として大きな役割を果たしています。
第一次世界大戦当時、中国の青島で捕虜となったドイツ兵953人が、大正6年(1917年)から9年(1920年)までの間、この近くの板東俘虜収容所に収容されていました。
この間地元住民との間に、国境を越えた人間愛と友情がめばえ、バターやチーズの製法、博覧会の開催、楽団による演奏会など高い水準のドイツ文化が伝えられ、地元の発展に大きく貢献しました。
帰国を前に記念として母国ドイツの土木技術を生かし、近くで取れる和泉砂岩を使ってこのドイツ橋が造られました。

ドイツ橋

◆大麻比古神社

徳島県鳴門市大麻町板東字広塚13
第1番・霊山寺より約1.5km
高松自動車道・板野ICより約10分。
JR高徳線・板東駅より徒歩約20分。

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