大浜海岸、アカウミガメの産卵

ちょっと寄り道・徳島県

大浜海岸

徳島県南部の海岸線は美しいリアス式の海岸線が多いのですが、所々に穏やかな砂浜があります。
そのひとつが「大浜海岸」です。
松林をバックに、長さ500mにおよぶ白砂の浜が続き、日本の渚百選に選ばれています。


大浜海岸

大浜海岸は、毎年産卵のためアカウミガメが訪れる海岸として有名で、5月中旬から8月中旬の上陸シーズンには多くの観光客で賑わいます。

昭和42年(1967年)には、「大浜海岸のウミガメおよびその産卵地」として、国の天然記念物に指定されています。

カレッタの看板

海岸沿いにあるウミガメ博物館「カレッタ」は、ウミガメの生態について学習できる博物館です。
館内では世界のウミガメのはく製やカメの進化の過程などの資料を展示し、生きたウミガメの生態を観察できる水槽もあり、8、9月には子ガメの放流を実施しています。
ちなみにカレッタとは、アカウミガメの学名です。

アカウミガメの産卵
大浜海岸に上陸するアカウミガメは大きなもので体重はおよそ100kg、甲羅の長さは1mほどあります。

産卵期は、5月から8月にかけてですが、これは18~20℃ほどの水温が産卵の適温だからだといわれています。
満潮にのって午後8時ごろから午前3時ごろにかけて、上陸します。
ウミガメの卵は直径3cmほどでやわらかく、約150個ものピンポン球のような卵が産み出されます。

母ガメは産卵の後、卵を産み落とした穴の上に砂をかけ、海へ帰っていきます。
卵は60日前後で自然ふ化し(8月中旬~9月下旬)、かわいい子ガメたちがおぼつかないヒレを使いで海へ帰っていきます。

大浜海岸

ウミガメは、毎日来るというのではないそうです。
従って、見学する場合は、運に左右されるかもわかりませんね。

大浜海岸でアカウミガメの産卵を見学する場合、5月20日から8月20日にかけて、ウミガメ保護のため大浜海岸への立ち入りを規制しています。
このため、うみがめ保護監視員の指示に従って見学をすることになります。

わたしは、シーズンになるとよくTVニュースで、ウミガメの産卵のシーンを過去何回か見たことがありますが、ここだとは知りませんでした。
第23番・薬王寺の境内から太平洋を眺め、時間があったので、ここまで来ました。

大浜海岸全景

◆大浜海岸

第23番・薬王寺から約2km、車で約5分。

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