面河渓、石鎚スカイライン(久万高原町)
- ちょっと寄り道・愛媛県
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第44番・大宝寺、第45番・岩屋寺のある久万高原町は、愛媛県のほぼ中央にあり、四国山地に囲まれています。
冬は寒いところで、スキー場もたくさんあります。
西日本最高峰である石鎚山(1982m)の南側にあり、渓谷美の面河渓(おもごけい)に寄って、石鎚スカイラインで石鎚山の中腹石鎚神社・土小屋遙拝殿のある土小屋までドライブしてみてはいかがでしょうか。
面河渓
石鎚山の南山麓にあり面河川の上流の10kmに渡って広がる渓谷です。
いたるところに断崖あり、樹海あり、滝があり、奇岩が数多く点在し変化に富んだ渓谷美を楽しむことができます。面河バス停のところに、川の両岸に高さ70mの絶壁がそそり立つ「関門」がみえます。
ここから2つの遊歩道があります。五色河原や紅葉河原、蓬莱渓や虎ヶ滝など見所の多い本流ルートと、支流を歩く静かな鉄砲ルートがあります。
五色河原は、水の青、苔の黒、岩の白、藻の緑、紅葉の赤で彩られています。
遊歩道が整備されていますので、緑の中を渓流の音を聞きながらゆっくり歩きましょう。
マイマスイオンいっぱい吸い込みながら。面河渓は、国定公園(石鎚国定公園)にも指定されています。
遊歩道の入り口には、石鎚山や面河渓の生態系を紹介する面河山岳博物館があります。
石鎚山系に生息する動物、植物、岩石などはく製や標本など約3000点の資料を公開しています。
石鎚山の山岳信仰や登山の歴史なども紹介しています。面河渓
第45番・岩屋寺→面河渓入口 約25km、約50分。
石鎚スカイライン
面河渓の入り口から伸びる石鎚スカイラインは全長18kmの快適なドライブコースです。
1700m級の山々が連なる雄大な景色を眺めながらのドライブとなります。
面河渓谷入口から石鎚スカイラインの終点・土小屋までは約30分ほどで到着します。
ここは、石鎚山への登山コースの入り口にもなっています。
おこう饅頭
第44番・大宝寺から国道33号に出て松山方面にしばらく進むと向かって左側に「おこう饅頭」を製造・販売しているお店があります。
創業は南北朝時代にさかのぼるという老舗で、看板商品の、おこう饅頭は、自家製のこし餡を甘酒風味の薄皮でくるんだ蒸し饅頭です。
餡からすべて自家製の変わらぬ美味しさがウケています。
固くなったら焼いて食べると香ばしく、夏は冷やして食べると一層美味しいとのことです。甘い物好きのひとには最適かも。疲れをとるためにも一口いかがですか。
(写真を撮るまえに、少し食べてしまいました)