大洲散策(おはなはん通り、赤煉瓦館、ポコペン横丁、臥龍山荘)

ちょっと寄り道・愛媛県

大洲の街

大洲の散策エリアは、肱川橋のそば、肱川の南に広がるこじんまりとしたエリアなので、歩いてめぐるとよいでしょう。




車の場合は、大洲まちの駅「あさもや」に止めてゆっくり散策することをおすすめします。

大洲まちの駅「あさもや」のすぐそばに、「おはなはん通り」と明治から大正の建物が残る「明治の家並み」があります。
武家屋敷と養蚕が盛んだった時代の名残である土蔵が並ぶ風情のあるところです。

おはなはん通り

おはなはん通り、明治の家並み

大洲市の中心部に位置するこのあたりは、商人町として大洲でもっとも早くから開けたところで、江戸時代から大正時代にかけて造られた土蔵が建ち並んでいます。
江戸や明治の家並みの風情を残した通りで、なまこ壁や崩れかけた漆喰壁が歴史を感じさせます。

おはなはん通りは、ここが昭和41年(1966年)に放映されたNHKテレビの朝の連続ドラマ「おはなはん」のロケ地になり、この名が付きました。

また、フジテレビのドラマ「東京ラブストーリー」(平成3年、1991年)にも登場しました。

明治の家並み

明治の家並みは、商家と武家屋敷の境目ともいえる通りで、好対照の風景が見られます。
明治時代に養蚕や製糸で栄えた家並みには、腰板張りの土蔵やなまこ壁が随所に残っています。
この通りには大洲神社に続く石段があり、少し登ると、昭和燈や水平に並んだ家屋の屋根など、伊予の小京都の風情が感じられる町並みを見渡すことができます。

おはなはん
昭和41年(1966年)4月からNHKの朝の連続テレビ小説として1年間放送されました。
明治から昭和まで、底抜けに明るく、どんな困難にもくじけない主人公の女性、浅尾はなの10代から80代までを描いた一代記で当時は大の人気番組でした。

そのはなが幼少期を過ごしたのがこの大洲です。
ここでロケも行われています。
主人公のはなを演じたのは当時新人であった樫山文枝さんです。
1年間の平均視聴率は45.8%という今では信じられない数字を残しています。

おはなはん

おおず赤煉瓦館

おおず赤煉瓦館は、明治34年(1901年)に大洲商業銀行として建築された煉瓦の建物です。
現在は、観光施設となっており、赤煉瓦の資料を展示した「れんが工房」や「ギャラリー」、郷土物産品の展示販売などがあります。

外観はシンプルで、軒の上部にわずかに装飾した程度のイギリス積み赤煉瓦構造です。
屋根は寄せ棟造りで和瓦を葺き、鬼瓦に商の字を入れるなど、和洋折衷の様式が取り入れられ、レトロな雰囲気を醸し出しています。

日本の建築史においても、当時の大洲地方の建築技能を伝える貴重な文化遺産でもあります。

大洲赤煉瓦館

ポコペン横丁、思ひ出倉庫

大洲の「おおず赤煉瓦館」の裏手に「ポコペン横丁」があります。
昭和30年代のレトロな商店街をイメージしてつくられた横丁で、たくさんの露天が並びます。

骨董品や駄菓子、アクセサリー、中華そばなど店の種類も多様で、フリーマーケットも随時開催されています。
4月から11月は毎週日曜日。12~3月は、第3日曜日のみです。

私が行ったのは平日だったのですが、この一角にある「思ひ出倉庫」には、レトロなものをいっぱい展示してありました。
映画「ALWAYS・三丁目の夕日」を感じる世界でした。
こどもの頃を思い出すものがいっぱいあり、もう、なつかしさいっぱいあふれるところでした。

思ひ出倉庫

思ひ出倉庫

思ひ出倉庫

臥龍山荘

赤煉瓦館から肱川の河原沿いを歩いて臥龍山荘にいきました。

臥龍山荘は、肱川流域随一の景勝地、臥龍淵を望む3000坪の山荘庭園です。
神楽山を背に冨士山(とみすやま)、梁瀬山、亀山と、肱川、如法寺河原を借景とした母屋・臥龍院、茶室である知止庵、臥龍淵を足下に見る崖の上に建てた舞台造りの不老庵からなります。

臥龍院、知止庵、不老庵の三建築は、それぞれ数寄を凝らした名建築で、数寄屋造りのひとつの典型とされています。
山荘内は庭石から花木、苔類にいたるまで細かい吟味がされており、趣深いものがあります。

肱川からの風が心地よく感じられ、こんなところで一日中読書でもしていたいという気分に駆られました。

臥龍山荘

◆大洲まちの駅「あさもや」

大洲市大洲649-1
第43番・明石寺からは松山自動車道・西予宇和IC→大洲ICを下りてすぐ。約22km、約25分。
大洲から第44番・大宝寺までは、松山自動車・大洲IC→内子五十崎ICを下り、国道56号、379号、380号を久万高原町方面へ。約55km、約1時間50分。

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