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四国遍路/実践編

わたしの場合、きっかけ

道後温泉と松山城

わたしの四国遍路・・・・・・
きっかけは、松山に引っ越してきたからです。単純!!。

わたしのお遍路、スタイル

松山に引っ越して来た当初、松山の街を知るために、車であちらこちらをまわっていました。
あるとき、第48番「西林寺」という看板が目に付き、そこの駐車場に車を入れました。
その時はちょうどお昼どきであり、ワンボックスカーの横で白衣を着たお遍路さんが二人で美味しそうに弁当を食べていました。

まぁ、これがきっかけです・・・・・・
あぁ、あ、なんということでしょうか!

第48番西林寺標識

その時、そうだ、四国遍路をすれば、四国を一周できるではないか、と、ひらめきました。
そして、お寺の周辺や、移動途中で観光しながら四国を楽しもうとも考えました。(動機は、ちょっと不純でしたね)

さっそく、四国遍路のガイドブックを買い、遍路グッズを少し揃え、遍路に出掛けることにしました。
最初に揃えた遍路グッズは、白衣、金剛杖、納経帳、頭陀袋、納札、経本です。

第45番岩屋寺
第45番 岩屋寺

お賽銭として小銭を少々をもって最初は、まずは、新しい地元である松山市に近いところからと思って、まずは第45番「岩屋寺」に出かけました。
ところが、これが、なんと長い長い石段が続くではないですか。
息をハァーハァー切らしながら約20分、岩の中に溶け込んだようなお寺に着きました。
こんなお寺ばかりだったらどうしよう。
最後まで続くかなと思いましたよ。

この岩屋寺からの帰り道、第44番「大宝寺」に寄りました。
ここは、鬱蒼とした杉とヒノキがみごとな参道があり、わたしのイメージしていたお寺らしいお寺でした。
これなら、四国遍路を続けられる!と、ここで決心しました。
これが、わたしの四国遍路の出発点です。

第44番大宝寺
第44番 大宝寺

現在、わたしは、愛媛県松山市に住んでいます。
ですので、基本的には日帰りで巡っています。
気が向いた時に出掛け、お寺とその周辺を観光しながら、ゆっくりとまわっています。

遠いところ(高知方面)は、一泊の時もあります。
このときは、その土地のおいしいお酒と食事が楽しみに出掛けています。

経本は、買いましたが、お経は上げていません。
最初の頃は、時々、経本を見ながら上げていましたが・・・・・・。

団体さんと一緒になった時は、列の後ろの方で経本を見ながらまねしてお経をあげています。
先達さんが鈴を鳴らしながら、リズミカルに読経しているのを聞きながら・・・・。

わたしのお遍路スタイル

一日にひとつのお寺の時も、4~5ヶ所廻る時もあります。
移動途中、看板(おいしそうな看板、観光案内の看板など)につられて、予定外のところへ行ったりすることもあります。
こんな感じで、お遍路を続けています。

最初は、松山市を中心に回っていましたが、途中で、「やっぱり最初の第1番から回った方がいいかな!」と思い、第1番霊山寺から回るようになりました。